第38回 ことわざ 今年75になった父親は、仕事もろくにせず毎日ぐうたら過ごしている。べつにぐうたらが悪いとは思わないが 家にずっと居て段々足が弱くなっていく姿をみていると、外に遊びに行ってくてていた方がマシだと思う。 そんな父親の最近の口癖は「何を食べても旨くない」だ。 ”働かざる者喰うべからず”という言葉がある。普通これはそのまま「働かない人間は食事をしてはいけない」という 意味にとれるが、さにあらず。これは「働いていないと何を食べても旨くないぞ」という意味だという事に気が付いた。 このように故事の意味には言葉そのものの意味より深い意味がある。 「老いては子に従え」という言葉があるが、これは年をとったらコドモに従えという意味ではなく、 ”年をとったらコドモの言う事が正しいと思えるような子に育てろ”という意味だという話を聞いたことがある。他にもありそうだ。 場合によっては解釈の違いだけで全く逆の意味にさえなってしまう可能性もある。 高校生の頃、国語の時間に全く別の解釈をしてみて答えを書いて先生に叱られた事がある。 先生の解釈と合ってないと間違っているというシステムに逆らってみたのだ。その頃から国語教育に疑問を抱いていた。 まぁその話は次回にという事で(^^;。 何事も1を聞いて10を知るように心掛けてみてはいかがかな?。 |