第27回 レンタルCDショップ
今ではあまり行かなくなってしまったレンタルCDショップだが、お金のない学生時代には重宝した。
「フジ丸」
YMOは実は立花ハジメ経由でハマったのだ。なんか面白そうな人〜と思って試しに聴いてみたらハマってしまった立花ハジメ。
出会いも豊富だった。何気なく置いてある音楽雑誌も嬉しかったし、黒壁にフローリングのシックな店内はちょっとオシャレで音楽好きな学生の溜まり場だった。
店長のザビエル(日本人。フランシスコザビエル似だったため僕等が勝手に呼んでいた)は愛想は悪かったがかなりの音楽通だっのかもしれない。
大阪の短大時代、引っ越しも落ち着いてチャリで街の探索に行くと、先ず入っていくのはレンタルショップだった。
TSUTAYAやアコム、個人経営のトコもあったがとにかく大阪は宝の山だった。
先ずディスコグラフィーでしか見ることのなかったCDがほとんど置いてある。
細野さんのアルバムは岐阜では「HOSONO HOUSE」ぐらいしか無かったが、大阪には全部あった。
「トロピカルダンディー」や「はらいそ」を初めて聴いたのは大阪なのだ。
所変われどする事ぁ同じ。再びレンタルライフが始まるのだった。
「TSUTAYA心斎橋店」
ここは先ずポップを店員が考えて書いてて「SUZUKI白書」は”慶一さんの声に母性本能がくすぐられる”とかコーネリアスの1stEPには”パーフリはやっぱり小山田君だったのね”
と肉声の聞こえるコメントが目を惹いた。プライマスの2nd「フリズルフライ(輸入盤。日本未発売)」は”変!変!すっごい変!”って書いてただけなのだが、
聴いたらすっげえ変で一気に気に入ってしまった。出会いも多かった。 この2軒、今はどちらも存在しない。 |