これがホントのBarf-Out!!
(暇な時にしか書かないので、不定期です)

第21回 DUANE EDDY

僕には長年追っかけているギタリストがいる。

「デュアンエディ」

低音を基調とした”トゥワンギー”ギターサウンドで1960年頃に一世を風靡した。 本国アメリカでヒットしたのは数知れないが、日本でもよく知られているのは「PETER GUNN」。 中古屋に行くとベンチャーズと同じエレキインストものとして扱われている。

僕が彼に出会ったのは佐野元春のラジオ番組「TASTY MUSIC TIME」のオープニングとエンディングで彼の曲が使われていたのが最初だった。 元々インスト好きもあって、”TWANGY(うねるような弦音)GUITAR”の虜になってしまった。 アーティストと曲名を知り、直ぐにレコ屋行った。それは2曲ともアルバム「DUANE EDDY(1986)」に入っていた。

その解説を見ながらいろいろ調べた。デビューから順風満帆にヒットを飛ばし、1967年頃まで活動していたが次第にヒットに恵まれずその後パッタリとレコードを出さなくなってしまった。 復活したのが8年後の1975年。ドイツに熱狂的なシンパがいるみたいでGTOレコードから1枚出したがまた沈黙。 その後アートオブノイズが「PETER GUNN」をカバーした際にゲストで約10年ぶりにカムバックし、それを期に1986年キャピトルより「DUANE EDDY」発売。 AONはもちろんポールマッカートニーやジョージハリスン、ジェフリン、ライクーダーらが参加した豪華アルバムで誰もが”ビッグボス”の復活を祝ったがしかしまた沈黙し、1997年に再び「GOHST RIDER」発売。 約10年周期の活動(^^;大滝詠一も真っ青だ。
沈黙といってもライブ活動はしているらしく、しかも最近ではあのエヴァリーブラザーズとジョイントでツアーをしてるという話を聞いている。

アメリカではギターの神様的存在であるにも関わらず日本では知名度が低い。 唯一、徳武”Dr.K”弘文が1991年に発表したアルバム「HAPPY DAYS」がデュアンへのリスペクト盤で、デュアンとの共演も果たしている。

僕も地道にコレクションしていて、毎年仙台の「パラダイスレコード」の通販リストが送られると直ぐにデュアンものを発注している。 アルバムは残り1枚を残すのみで全て揃えた。しかしよく調べてみると、シングルでしか聴けない音源の多いこと多いこと。 シングルはなかなか手に入りにくく、ジャケットのあるものはやはり高値がついている(海外のシングル盤はジャケット無しが当たり前)。

今年も例の如く通販リストを見て発注したのだが、レコードと一緒にとてつもないCDを手に入れてしまった。 「TWANGIN'FROM PHONEIX TO L.A.」というCD5枚組で、デビューから全盛期のジャミー時代まで彼の携わった音源(セッションを含む)を全て、 しかもマスターテープより発掘したテイク違い、ダビング前のテイク等の超レア音源のそれらを録音した順に収録。全150曲、LP型BOX仕様、豪華84Pブックレット付き。 ビーチボーイズの「PET SOUNDS SESSIONS」状態、もしくはそれ以上。これで\9800なら安い!。

結構アバンギャルドな一面もあって、全盛期に4枚目のアルバムでエレキを一切弾かないカントリーアルバムを作ったり、衰退期のアルバムでもオーケストラコンボをバックにした実験的なものもあったりした。 今や還暦を迎えレコードは出さないけどライブはやってるらしいし、一度でいいから彼のステージを観てみたいものだ。

余録:僕とデュアンは同じ誕生日(^^)。
今日、これを書こうと思ったのは昨日メールを配達して帰ってきた「ハンマー」くんがひみつ日記で
「今日はレコードを手に入れた。ラッキー。」と書いていたからだ。すげぇ、飼い主に似てきやがった。

WADA,Takatomo